右手を使わずに打つ練習

右手は使い方で飛距離が出せる


Question

 

右手が強いのでトップからインパクトまで右手を

離して左手で打ってます

 

ほぼ真っ直ぐ、高い弾道でサンドで 70 ヤードピ

ッチで 100 は飛びます

 

左肘の抜けの防止の練習と思ってますが意味のな

い練習でしょうか?

 

Answer

 

右手が強いだけでは問題が分かりません。

チーピンが出るのかダフるのか、いろいろな症状

があります。

 

右手は飛距離を出す時やラフが重い時などは使わ

ざるをえませんが、その使い方が違います。

右手は右肘を曲げて伸ばしながらローテーション

をするとダフリますので、これが問題でしたら出

来るだけ右肘を伸ばすタイミングを遅らせて、ま

ずは右肘をおヘソがあった位置まで内側に入れて

それから目標方向に向けて伸ばします。

 

しかし、そこで右手の指を使ってクラブを返すの

ではなく、右手の平で目標方向に押し込むだけに

します。

これでまずダフる事がなくなれば、ダフリの原因

は右手が邪魔をしていたと言う事が分かります。

 

また、飛距離を出す時には右肘を曲げておいてイ

ンパクトで肘を伸ばして押し込む動作を組み込み

ますが、体が弓状になっていて、左の腰が壁まで

移動していればまずチーピンは出ません。

 

ところが、マックスで振ると体が弓になる前に打

ってしまったり、ローテーションが入ってクラブ

を返してしまって酷いフックが出ますので、基本

アイアンはコントロールショットで打ち、ドライ

バーも8割の力で方向出しをしながらの大人しい

打法で打ちます。

 

サンドで 70 Y、ピッチングで 100 Y 出すくらいが

強すぎず弱すぎないコントロールショットで、ロ

フト角によって違いますが、大体これを基準にし

て番手表を作ると良いと思います。

 

力を入れずにゆったりと振る事でミスが軽減しま

すので、グリーンを目の前にミスが出る方は打法

を替えて長めの番手で飛距離のでない打ち方にす

る事をお薦めします。

 

良くレッスンビデオで右手が邪魔をするので使う

なと言う指導を目にしますが、右手は使い方しだ

いで真っすぐに飛ばす事もできますので、一概に

使うなと言う事ではありません。

使い方をしっかりと習得しましょう!