腕の三角形を崩さずにスイング

テニスボールで三角形が崩れないように矯正

Question

 

先日レッスンで、力まず腕は使わず、両肘と胸の3点(三角形)
の間隔を変えない様にバックスイングする様、教わりました。

色々理解できましたが、一点「両肘の間隔を変えないでバック
スイング」というのがわかりません。
何故そのような意識を持つのでしょうか?

どういった効果をもたらしますか?


Answer

 

この三角形は形を変えると軌道が変わってしまいます。

歪んだり潰れたりなど変形させずに打つ事でミート率が良くな

ります。

 

ただ、ドライバーなどは高く上げるために右肘は曲がります。
しかし、右肘が外に出てフライングエルボーになったり、潰れ

てしまわないようにします。

 

そこで、両肘の距離が離れると三角形は崩れて違う形になって

しまいますので、そこを意識する事で維持できる人はその方法
で維持してください。

 

これを矯正するのにテニスボールの大きな物を両腕に挟んだま

ま打つと効果的ですが、手打ちの方はそのボールが邪魔になっ

て途中で辞めてしまう事があります。

 

これは三角形を崩して打つと手打ちの場合は飛ぶ事があって、
その打ち方が自由に動けて楽しいのです。

中級者くらいまではそれでも問題は気が付かないのですが、よ

りミート率や命中率を上げようと思った段階で、どうしてもそ

の緩みを改善しないと精度が上がらない事に気が付きます。

 

また、プロになってもミート率が落ちてその緩みが原因だった

場合には時々この方法で矯正しています。

(ちなみに上の写真はジャスティンローズのレンジ風景です)