Question
毎日打ちっぱなしで練習するのと週一でコースを回るので
はどっちの方が上達すると思いますか?
Answer
週 5 で練習場、週 2 でコースにするのが理想ですが、それ
が無理な方はできるだけこれに近づける事です。
その昔のスーパースターの名言に、「コースは課題を探す
ところ、練習は練習場で」というのがあります。
では、なぜそう言われたのでしょうか?
コースではミスをしても、次の一打に集中するためにすぐ
に切り替えて引きずらないようにします。
と言う事は何が原因でミスったのか、反省すらせずに次に
行くために、終わってからまず思い出す事がありません。
特に大恥をかいたり、ここぞと言う大切な時の失敗はたま
に覚えているのですが、乗らず寄らずの2パットでボギー
を打っても、どこをどう治して良いかほとんど考えなくな
ってしまいます。
コースではスコアばかり数えてしまい、人と比べてみたり
ベストスコアを狙ったり、普通にラウンドしていれば自然
に上手くなると勘違いします。
これが練習場で練習をしろと言う意味です。
しかしながら、グリーン周りの寄せやパティングなどの感
覚は常にプレーしていないと忘れてしまいます。
恐らく2週間ラウンドしないと距離感などがズレる事があ
り、連日でプレーすると寄せ等の距離感などは打つ前にイ
メージがすぐに涌きます。
スコアメイクで一番肝心なのはアプローチです。
120 Y 以内からグリーンを狙ったショットがどこまでワン
パット圏内に止められるかです。
これはどのクラブでどの打ち方で、この高さ、この球質だ
と何ヤードで打てると言う練習です。
硬いグリーンの時の打ち方、傾斜にぶつける曲げ球など
落ちた所に止めるショットのスピンコントロールや距離
のコントロールを練習して番手間でも数ヤード間隔に止
める事ができるように引き出しを増やします。
これは練習場で何度も何度も同じ距離を打って、縦距離を
安定させなければなりませんので、最終的にはこのショッ
トの精度でスコアが決まります。
ドライバーはそこそこ飛び、寄せはなんとか寄っていれば
あとはアプローチがいかにベタピンになるかと言う事です。
したがって、どっちが上達するかはその人のレベルにもよ
りますが、最終的には毎日正しく身になる練習をした人に
は敵わないと思います。