花道から高く上げるには

バウンスを球の下に押し込む

Queston

 

20 ~ 30 Y 程度の寄せですが、花道のようにボ

ールが浮いていないライで少しでも上げたい時

にはどんな打ち方が良いのでしょうか?

 

Answer

 

花道からバンカー越えでピン近なケースは上げ

て止まる球が打ちたいものです。

最近欧米では良くこのシーンを見るのですが、

成功している場面がかなり増えてきました。


球が浮いていない花道で高く上げるには地面を

押し付けて球の下にヘッドを通すため、ちょっ

と間違えるとトップして大変な事になので試合

ではほとんど使われていませんでした。

 

ところがフィルミケルソンなどの寄せ技術に長

けた選手達が増えて来て、試合でも使う選手が

増えて来たのです。

 

日本はまだ仕方がないと言ってオーバー気味に

打って諦めている人がほとんどですが、生存競

争が激しくなってきた最近の欧米では引き出し

として選択肢の一つに入っているのです。


上げる方法はハイピッチやポップアップショッ

トがあるのですがほとんどの場合日本ではフェ

イスを開いたハイピッチです。


これはバウンス全体が地面に着くのでザックリ

はないのですが地面をへこませて球の下を通す

には抵抗が強いので、地面が硬い時にはトップ

してしまいます。

 

この場合、ハンドダウンにしてフェィスを大き

く開き、ヘッドの速度を上げて球の下を通すポ

ップアップショットが使われます。

これはヒール側のバウンスだけが地面に接触

て抵抗を減らして滑らせ、球の下にヘッドを入

れて地面を押し付けて凹ませながら打つ事が出

来るのです。


セットアップはチップショットの構えですが球

の位置は左ほど高く上がり、ハンドダウンにす

るほどフェイスは左を向きますので開くことに

なってさらに高く上がります。

そして、インパクトゾーンではハンドレイトに

してヘッド送りで振り遅れを調整します。

 

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