Question
打ち始める時にボールの真横にクラブが来るよう
にスライド?させてから振りかぶって打ってる人
をよく見るのですがあれはどういう理由なのでし
ょうか?
説明が分かりにくいかもですが是非教えて下さい。
Answer
恐らく始動直前に 4 分の 1 程度テイクバックして
止めて位置を確認する様な動作かと思います。
軌道や手首の角度などを上げる前に確認する動作
は一般的で、なぞりによってリハーサルをする事
がありますので、恐らくその事を仰っておられる
のかと思います。
テイクバックの軌道で 8 割はミート率が決まって
しまうほど重要ですので、手の軌道、ヘッドの軌
道、そして肩の軌道を確認するためにポジション
2 (P 2) で止めて、そこを通るように上げます。
この位置は左腕が前打席から見て地面に対して 45
度、シャフトが水平になる場所で、飛球線後方か
ら見るとアドレス時の手の位置と同じ(やや上)
でヘッドと手が重なる P 2 と言う事です。
決めた位置を毎回通ればほぼトップの位置が決ま
り、バラつきを軽減すると言う論理です。
左肩を下げながら、手は真っ直ぐ後方に移動、そ
こで手とヘッドが重なるように、リハーサルで上
げた時にどこにヘッドを持って行くと本振りでそ
の位置を通るかの誤差を先に見ておきます。
これは肩の回転速度と手の速度、手首の動きや速
度によって軌道が変わるためで、実際に試しなが
ら調整します。
例えばリハでヘッドがアウト 5 cm にすると実際
に上げた時ちょうど手と重なって通過すると言っ
たように、その人によって、またその時によって
位置が変わりますので実践で合わせます。
これもプレーしているうちに必ずズレますので、
毎朝の立ち上げで確認し、毎日同じ軌道で上げら
れるように基準として決めておきます。
鏡もないコース上ではそれを自分で見る事ができ
ないためにリハーサルをしてから打つ選手がいる
のはそのためだと思います。