モダンスイング 21

欧米打法の伝承

トップで手の位置が上、後ろ?

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タイガー打法のトップの形

Question


プロでもテイクバックが体と腕が一体で後ろにそのまま引

く人と大きく上に振りかぶる人といるように思います。

基本は前者の方が良いスイングに思いますがどうでしょう?


Answer

トップで手が後ろの低い位置にあるのがクラシック打法で、
前の高い位置は中期、そして後ろの中間の高さが現在の位

置で、これは単に流行です。

 

高いと引き落としの落下力が多く使え、後ろだとボディー

ターンの回転力が良く使えます。
体をしっかりと使える方は後者で、手打ちの方は中期の位

置の方が飛ぶかも知れません。

 

90 年代からは後ろに上げて、飛球線上後方から見ると PW
などは左腕とシャフトが一直線になる位置で、しかも肩ラ

インも同じようにその線に近い角度になっています。

 

効率面から言うと、左肩の軌道、手の軌道、ヘッドの軌道
の3つのプレインが一面上にある事が理想です。
これによってパワーが逃げず、理論上は軌道が一番安定し

易い形です。

 

ただ、人体構造上三軌道を一面化するのはとても困難で、

一番重要なのは左肩の軌道の延長上に球がある事です。

 

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左肩の軌道で最下点から頂点までを結んだ線上に球がある

要するに肩の軌道上に球があれば、高速、超高速で振った

時には軌道修正が自動的に行われ、肩の軌道の延長上にヘ

ッドが行くため、ミート率が良くなります。

 

ただ、これもトップで左肩をマックスに下げて、インパク

トでは開かずに持ち上げてできるだけ左肩の軌道を縦にす

る必要があります。

 

中期の打法は肩は水平に回り、手は縦ですので効率があま

り良いとは言えません。

ちょうどピストンエンジンとローターリーエンジンの違い

だと思って下さい。

 

最近は日本でも欧米式のタイガー打法の形を真似ている若

手が多いために、流行の形の方が違和感がないでしょう。

 

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中期に流行ったトップの形

日本で教えている打法はこれがほとんどで、YOU TUBE

ッスンや雑誌などはこのスイングをするための理論です。

 

欧米で現在主流なのはこの 30 年間はタイガー打法で、そ

れを教えているのは日本では唯一中目黒 CC だけだと思い

ます。