アドレスで真っ直ぐに立てない

  飛球線を頭の中に描いて打つ

Question

 

アドレスに入る時は、目標とボールを後ろから

見て、ボールと目標の間に目印を決めて、目印

と目標を結んだ直線に平行にアドレスします。

 

かなり慎重にアドレスを決めるのですが、アド

レスした位置にクラブを置いてみると、かなら

ず目標より、かなり10 度~ 15 度も右を向いて

しまいます。

目の錯覚なんですかね。

 

他に方法を知らないので、アドレスしてから目

安で 10 度くらい左に立ち直すのですが、何か

正しい方向にアドレスする良い方法はありませ

んでしょうか?

 

Answer

 

飛球線上に目印を見つけて打つと言う事はされ

ておられるんですね。

これでも真っ直ぐに立てないと言うのはルティ

ーんにスタンス確認が入っていないのだと思い

ます。

ティーショットの場合はパティング用の線がボ

ールに書いてあれば、それを飛球線に合わせる

と言うのも一つの手だと思いますが、二打目で

は触る事が出来ません。

 

さて、この目印ですが、後ろから見た時には完

璧に飛球線上にあるのですが、いざアドレスし

て見ると違和感があります。

しかも、この目印なしにアドレスするとほとん

どの方は真っ直ぐ立っていません。

 

その誤差を埋めるのが目印ですので、アドレス

した時には目標は見ずに、目印とボールを頭の

中で直線で結び、それ以外の情報は一切入れな

い事です。

 

アドレスしてから目標を見ながらモジモジと方

向を決めているとどんどんズレて来て、どうも

立ちにくいとか当たる気がしないなどと不自然

な体勢になってしまいます。

 

これもあるあるで、皆さん一度はやる事です。

練習場は線があるので要らないのですが、コー

スは一切線がありませんので、この目印と球を

結んだ頭の中の直線だけが頼りです。

 

しかも、そのイメージの中の直線を 100 %信

じて疑わない事で、FW を見るのは方向ではな

く、人が居ない事だけを確認するだけです。

 

練習場でも真っ直ぐな線があるにも関わらず、

どちらかを向いて打っている人がいます。

彼らは真っ直ぐな線に合わせる事自体が難しく

何も考えずにサッと立つと必ず違った方向に向

いています。

 

ただ、打つ前のルティーンに両足の爪先を結ん

だ線が実際の方向と合っているかどうかを確認

する行為が抜けています。

この方向感覚は一生治らないと思って、必ず毎

回見て治すと言う行動を挟んで練習する事がお

薦めですが、右を向いたまま打ってプロになっ

た人もいますので、どこまで治すかはご本人が

決める事です。