Question
なぜかフェイスが開いてスライスが出る事があ
ります。
極端にフェースを被せて打つと割といい球が出
ますが、この被せながら打つ方法でもこの先問
題はないでしょうか？
Answer
スイングを拝見していないので判断できません
が、ハンドファーストにして開く場合と、振り
遅れで開く場合を考えてみましょう。
ただ、ツッコミやフリップなどでもスライスが
出ますし、肩が先回りして開きが早くても捉ま
りの悪い球が出ますが、今回はスペースが足り
ないのでこれらは省きます。
まず手の位置ですが、ハンドファースト度が上
がるほど（インパクトで目標方向に近いほど）
フェイスは開きます。
この場合はフェイスコントロールによってシャ
ットで対応する事が可能で、そのまま 300 Y
打っても問題ありません。
また、ヘッドが走らずに振り遅れになっている
場合も帳尻は合いますが「グリップエンドの刺
し」や「レイトヒティング」などの技法でヘッ
ドを走らせるのが本来の修正法です。
トップの位置が浅くて振り遅れている場合は単
純に深くする事で治りますので、フェイスコン
トロールは必要ありません。
ハンドファーストや体の弓具合によってフェイ
スが開く場合は開いた分だけシャットにしなけ
ればなりません。
最終的には両者の度合いの調整になるのですが、
まずはトップの形とインパクトの形を定着させ
る必要があります。
右肘がおヘソがあった位置まで降りていて、右
側屈で右肩が下がった形で毎回インパクトです
ので、その形を先に固定するか、あるいは手首
でシャット具合を決めてから弓の大きさを調整
をするかはご本人が決めて下さい。
これは動画でご自身でも確認できますので、前
打席からと飛球線上後方からの両方のアングル
からインパクトの形を撮って、プロと比較する
と良いでしょう。
