肩の回転と左手の使い方?

左肩が高いとヒールトップし易い


Question

 

意識するなら左肩で、結局は肩の水平回転と左手左腕の使い

方で、それができれば簡単で、出来なければ難しく、気づか

なければ一生できないと言ったところでしょうか。

 

Answer

 

恐らく年配の方かと思いますが、肩の水平回転はジャックニ

クラウス時代の古いゴルフ理論で、タイガーウッズ以来は縦

回転です。

 

また、右脚や右手でパワーを出す打法ではなかったので、一

昔前の打ち方と飛距離かと思われます。

 

結論から言うとどっちの打法でも再現性が高まればスコアは

良くなりますが、タイガー以降はコースが長くなったので、

飛距離が出る打法が有利です。

 

気づきはとても大切ですが、勘違いがあります。

目から鱗と良く言う人がいるのですが、それが必ずしも真実

ではなくたまたま偶然にナイスショットが出る事もあり、良

し悪しは再現性がより早く高まる打法、そして飛んで曲がら

ない打法、精度が上がり持続可能なノウハウや引き出しの数

で決まります。

 

質問者さんは決して間違っているのではなく、中期の時代に

流行った打法を習い、それを忠実に守っておられるだけなの

ですが、高齢になったらこの打法の方が体に負担が少ないの

で良いかも知れません。

 

老化対策としては飛ばない打法で再現性を高める事が大切で

とにかく怪我しない、痛みを我慢してまで飛距離は出さない

そして長いコースではプレーしない事が大切です。

 

若い方は欧米打法を習得し、できるだけ飛距離が出る打法を

習得して、若い時にしかできない飛ばしの打法でガンガン飛

ばしてもらいたいと思います。

 

やはり体の弓を大きくしたり、捻転差でパワーを出したり、

全身でパワーを出すような打法は若い時にしかできません。


体が丈夫な方はある程度は出来ますが、シニアになったら飛

距離を追究するのではなく、ショートゲームの精度を上げる

事に専念していただきたいと思います。