伸び悩やみの対策とは?

いくら熱を測っても病気は治りません


Question

 

初の70台を目指して頑張ってますがなかなか出ません。

なにかご教授いただければ、幸いです。

 

スタッツをいくつか挙げさせていただきます。

30代男性 右打ち

2022年 18ラウンド

平均89.1 BEST 80 WORST 99

パット34.3 BEST 29 WORST 39

フェアウェイキープ 51.6%

平均OB 1.7回 平均1ペナ 0.3回

パーオン 31.2% ボギーオン 77.2%

GDO HDCP 13.3

 

よろしくお願い致します。


Answer

 

まず、パーオン率が良くないのと OB が多い事からスイング

自体が安定されていない事が一つあります。

ドライバーはそこそこフェアウエーに乗っていれば良いだけ

の事なのですが、OB がなくならないのには何か問題がある

のだと思います。

 

OB が毎回 1~2 回あると言う事は OB までは行かずとも、

林や土手など、グリーンが狙えないショットが恐らくあるの

ではないでしょうか?

 

長いコースでプレーされている方は 80 の壁があります。

白から回る方や飛距離のある方は 78 とか 79 がこの壁で、

やはり何度やってもこの壁が越えられないと言う問題が出て

きます。

 

ショットの安定はまず動作の定着です。

ボディーターンとしての脚腰や肩の動きなど、正確に全く同

じ動作を毎回再現しなければなりません。

 

まずここに大きな問題があります。

まずドライバーがしっかりと FW に落とせる事が打開策の一

つで最初に着手する事です。

 

OB など出している場合ではなく、拾って拾ってパーセーブ

ができれば、極端な話パーオン率が 0 %でも 72 が出るわけ

で、80 が切れれば良いとするならばショットはとにかくグ

リーンに近づけて拾えば良い分けです。

 

これがパーゴルフですので、まずはショットの精度を上げて

寄せワンの練習です。

これだけで恐らくこの壁は超えられるはずですが、その先は

バーディーゴルフを目指す練習です。

 

コースは課題を探すところで、バーディーが取れなかったら

何で取れないのかが課題ですので、それを後日練習すれば良

い事ですがスタッズ作りで忙しく、それどころではないのか

と思われます。

 

今後は同じ失敗をしないように、とことん弱点を練習すれば

自然にスコアは良くなるはずです。

 

熱が出た時に体温計で熱を毎時間記録していて治療していな

いのと同じで、いくら計っても病気は治りません。

熱の原因を突き止めてそこを改善しない限り病気は治らない

のです。


データ収集に忙しく、スコアメイクするための課題をコース

に置き去りにしているようですので、次回からはミスが出た

ところだけ記憶することで、そのミスの原因を追究する事が

大切です。

 

その原因がスイングの効率の悪さ、再現性が低い振り方、ま

た傾斜に慣れていない、アライメントがズレる、エイミング

が合っていない、軸ブレしている、力みがあった、緊張して

いた、途中でフォームが乱れるなのか、どうすれば失敗しな

くなるのかを一度診断してもらうと良いかも知れませんね。