Question
アイアンって落ちてからどれくらいのランまでだったらしっ
かり止まってるってことになりますか?
着弾した後の傾斜とかにもよると思いますが平らなところで
と言う事でお願致します。
Answer
ランの距離はバックスピン量、高さ、そしてグリーンの硬さ
によって様々です。
コンパッション 25 と言うプロの試合でもとんでもなく硬い
グリーンの場合には 7 番アイアンでプロでも 4 m は転がる
そうです。
通常のアマチュアが回るコースならば彼らが打てば落ちた所
で恐らく止まると思います。
したがって、8 番や 9 番で打ったらバックスピンで戻って来
るのですが、トッププロ達は何種類もコントロールショット
の引き出しを持っていますので、スピン量をコントロールし
てその場で止める事が出来ます。
女性や高齢者などはスピン量が少ないので若い男子よりもラ
ンは多くなりますので、手前から転がすゴルフにすれば良い
事ですし、まず、プロの試合のような硬いグリーンで回る事
はないと思いますので、無理にスピン量を増やす必要はない
と思います。
ゴルフは楽しみ方がそれぞれありますので、リンクス系のコ
ースならば男子プロでも転がしてピンに近づけるゴルフを強
いられますので、同じような内容でプレーする事も大切かと
思います。
競技的なゴルフをされている方はとにかくスコアが良くない
と不満になるかも知れません。
スコアメイクの最終課題はベタピン率ですので、いかにピン
の近くに落としてその場に止める事ができるかです。
大き目に打ってスピンバックさせるのがカッコいいと言う人
もいるかと思いますが、ライやレイアウトの状況でわざとス
ピンバックさせる事はタイガーでもたまにあるのですが、基
本的に彼はその場で止めるのが理想だと言っています。
しかし、ロングアイアンでその場で止めるのはプロでもよほ
どグリーンが柔らかいとかアゲンストだとか、高く上げて傾
斜にぶつけるなどでない限りはほとんど無理です。
転がりはご自身のクラブとボールと打ち方で、どの距離を出
すとどこくらいの硬さのグリーンならどのくらいで止まるか
と言うのを覚えておけば良い事で、人より長いとか短いから
は気にする必要はないと思います。
ご自身のゴルフをされる事が最も重要ですし、どうすればス
コアが良くなるかを最優先していただきたいと思います。