モダンスイング 21

欧米打法の伝承

ヘッドは被せて打つのですか?

シャットで上げてシャットで降ろす

 

Question

 

ゴルフ歴 40 年以上ですが、この間、練習場で打ってい

た時、テークバックの右腰のところでヘッドを見たら少

しかぶり気味でした。

ところが、キーンという今まで聞いたことのない音を出

して最高の当たりでした。

 

女子プロのフォームを見ていたらヘッドを少しかぶせて

打っていますが、フェースは少しかぶせるものですか。


Answer

 

質問者さんのご説明では恐らくシャットでテークバック

すると言う事だと思います。
アドレスでストロンググリップにしたり、フェイスを左

に向けて構えるのとは違い、テイクバックの時にフェイ

スを開かずにシャットのまま上げると言う事ですね?

 

最高の球が出たとの事ですが、40 年以上も本当たりを
経験されていなかったと言う事だと思います。

これが基礎ですのでこのシャットで上げてシャットで打

つと言う教科書をもっと早く知りたかったですね。

 

実は、我流や自己流でこれで良いと思って長年続けてお

られる方がほとんどだと思います。
まだまだ飛距離が出るし、まだまだミート率が上がるし、
まだまだバラつきがなく、方向も良くベタピンに打てる

のに、教科書を知らないと言うだけでこのようにもった

いない事になるのです。

 

シニアプロでも昔の先輩方から習った選手達は欧米打法

の教科書を知らない方がおられます。
幼少期から外見だけ真似て、遊びの中から帳尻合わせと

応急処置だけで組み立てた打法で固まっているのですが、

飛距離や精度に限界があって行き詰っておられる方が非

常に多い事に驚かされます。

 

まして、そのプロ達に習っているアマチュアの方々も残

念な事に、60 年も前の打法や我流の動作を習って一時し

のぎや再現性が上がらず、そのプロと同じように 20 年も

掛けて安定させるしかない人も大勢います。

 

どんな打ち方でも固まればある程度安定しますが、それ

が最も効率の良い打ち方かどうか分かりません。

真似をしているプロと同じ飛距離が出ない場合は真似が
できていないと言う意味です。

 

見て判らない部分は習うしかありません。

動画を見ただけではどこにいつ力が入っているのか分か

らないのです。

40 年掛かってやっとたどり着いたワンポイントですが、

ほとんどの方は一生気が付かずに終わっており、そのポ

イントはまだまだいくらでもあります。

もう一度ご自身のスイングを見直してみましょう!