Question
ゴルフスイングは 7 ~ 8 割で打った方が良いのか?
それともフルスイングの方が良いのか?教えて下さい
Answer
通常、フルスイングは 8 割の力で振れと言うのが教科書です。
これはマンブリをするなと言う意味で、力みが入ると軸がブレ
たり、タイミングがズレたりするからです。
この力みとマンブリは良くない例として上げられますが、強振
はイザと言う時に飛ばす打ち方としてトッププロは使い分けて
います。
力みやマンブリはそれではなぜ良くないのでしょうか?
それを判定する定義は論争になりますが、結果で判断すれば簡
単です。
力を入れて振っても軌道がブレず、ナイスショトが出れば強振
と言われ、失敗するとマンブリとか力んだと言われます。
早く振った時にバランスを崩し、タイミングを崩してしまう事
が良くあり、全体的に力が入ってバランスもタイミングも軌道
もズレなければこれは強振と言われ引き出しとなるのです。
パー5などで飛距離が必要な場合や、ショートカットする時な
どにバンカー超えなどで飛距離が必要な時にはマックスに振る
事があります。
トッププロ達は普段は危険を冒さずに安定した8割ショットで
プレーしていますので、どちらが良いかではなく、その時に合
った振り方をする事が大切です。
また、フルショットでも特にグリーンまで 80 ~120 Y 程度でフ
ルショットをするとミスをする確率が高い事から、飛距離を抑
えたコントロールショットを使うのが定番です。
これは体をほとんど使わずに正確にクラブが動く事を最優先し、
安全にそして安定したショットです。
ヘッド速度は8割のフルショトよりさらに遅く、弾道の高さも
低いので風の影響も少なく、別物として引き出しにします。
このように、フルショット一種類でスコアメイクするのはパー
ゴルフまでで、バーディーを取りに行くバーディーゴルフから
はこのように引き出しを増やさなければなりません。
将来的に今からその打ち分けを練習されたら良いと思います。