Question
バックスイングで左膝を前に出すようにと言われるので
すが、そこまで左膝を前に出すことができません。
また、左膝を前に出すときに、左肩をボールに近づける
ように下げるべきところ、左肩が水平に回転しているの
で、左膝を前に出す理想的な姿になっていないとも指摘
を受けています。
どうしたら良いのでしょうか？
Answer
いまどき左の膝を前に出すとは中期の打法で、内側に出
すのはクラシック時代、そしてどちらも左足の踵を上げ
て膝を出します。
ところが、タイガー以来、腰を止めたまま捻じり上げる
事でベタ足で左の膝があまり前に出さず、上半身と下半
身の捻転差を大きくして張りを強くしています。
そのコーチは内側に膝を出すなと言う意味で前に出せと
言っているのかそれとも出し方が少ないと言う意味で前
に出せと要求しているのでしょうか？
「ベタ足にしろ」とか「左肩を下げろ」と言うのであれ
ば、それはタイガー打法の一部ですが、内側ではなく前
にもっと出せと言うのであれば、それはジャックニクラ
ウス時代の打法です。日本はこれが主流ですが・・
レッスンを取っているのでしたら、その場で直接理由を
聞いてみてください。
お金を払って習っているのですから、何を目指している
のかを確認して下さい。
どの打法の形にすれば良いのか、またその理由や目的な
などを話し合った方が良さそうです。
また、左の肩をボールに近づけるとは肩を下げる事だと
思うのですが、どうやったら左肩が下がるのか、下げた
分、縦軌道となってダフるのをどこで調整するのかなど、
具体的なメカニズムを教えてもらわなければレッスンの
意味がありません。
納得が行くまで話し合いが必要で、理由やメカニズムを
聞いてお互いが同じ方向に向かっている事を確認してみ
ましょう。
