練習するほど下手になる

動作は打法によって様々


Question

練習すればするほど下手くそになっていきます。
色々な人に色んなこと言われて意味がわかりません。

思いっきり振る練習からしたほうがいいっと言われま

すが、全く飛ばないですし、ダフリトップで楽しくな

いです。

どうしたら良いのでしょうか?

 

Answer

ゴルフは再現性です。
同じ動作を何度でも再現できる能力を付ける事です。

したがって、毎回同じ事をするには動作を定着させる
必要があります。

 

定着とは筋肉の記憶です。
カニズムは脳で記憶するのですが、それを完全に定

着させるには潜在脳での記憶が必要で、そこに保存す

るにはまず、同じ動作を毎日60回、21日間続ける

事です。

 

これが第一段階の定着度で、条件反射のように考えず
にできるだけの定着度にするには2~3年掛かります。

そして、プロとして通用するほどの定着度には10年

ほどの時間が掛かり、そう簡単には再現性は高まりま

せん。

 

どんな振り方でも定着度でスコアは良くなります。
しかし、どうせ3年も掛かるのでしたら、効率の良い、
飛んで曲がらない綺麗なスイングを固めたいものです。

 

そして大切なのはその動作をメカニズムとして脳で記

憶しておく事で、忘れたり、ズレたりしても元に戻せ

る能力を同時につける事です。

 

それは教科書になっており、なぞりやスローでドリル

を行いながら何度も反復する事です。

そしてスイングはジグゾーパズルのように 100 ピース
をハメ込んで一つの絵を作ります。


ところが、色々な人からアドバイスをもらうと言う事

は違う絵のピースをハメ込むと言う事です。

これではピッタリとハマったとしても最後には絵にな

りません。

 

練習も下手を固める練習と言うのがあります。
違う動きを定着させてしまい、癖になってミスを招く

のは正しい練習方法ではありません。

 

癖を抜く矯正ドリルや調整法なども同時に習得し、突

然忘れた時にも意識レベルで保存した動作のメカニ

ムで再度動作を再現する事ができ、またズレた時にも
すぐに元の動きに戻せるのです。

 

この際ですから、基礎からやり直してしっかりと正しい
動作を分解ドリルで定着させながら組み立て作業を行い、

時間を掛けて定着練習をしてみては如何でしょうか?