ミート率を上げるには

        なぜ芯を外すか

 

Question

 

力は平均よりありますが、柔軟性は平均以下です。
比較的トップが多く、痺れるような感覚はあります。

 

ミート率は低く5、6球に1度きちんと当たるかどうかです。
1番の改善したい点はミート率なので、そこを克服できる

アドバイスお願いします。


Answer

ミート率が悪い原因はほとんどが「ブレと緩み」です。
ブレとはまずヘッドの軌道、手の軌道、肩の軌道がズレる

事です。
これらのブレは軸がブレていたりする事で、ウエーや突っ

込みなどがあります。

前後左右上下全て動けばブレになり、アドレスからインパ

クトまで動かないのは第七頸椎です。

 

また、緩みがあると芯を外します。
緩みとはまず左の脇がしかりと締まっているかどうかです。
アドレス時からフォローまで脇に手袋でも挟んでいるよう
に内側に締めておき、上下の動きだけにして肩から脇まで

をかためて緩まないようにする事です。

 

そして、両肘の距離が変わって両腕と胸でできる三角形が

変形することも緩みになります。
特に右肘のフライングエルボーなどは軌道を外す動きが入

りますので、両肘が離れないように両腕とも内側に力を入

れながら振ります。

 

そして左手首の掌屈背屈も同じです。
親指側小指側のコックはユルユルにするのですが、甲側手

の平側は固めておかなければなりません。

 

そして、腰の緩みがあります。
張りがないと上下左右前後全てが問題です。

また、腰の回転で上下運動が入っていたり、起き上がりや

伸び上がりなど、体の動きでもヘッドの軌道がズレます。

 

そして、アドレス時のセットアップにも問題がある人が大

勢います。

それは前傾や球との距離です。

全ての番手で背骨に対して同じ角度で降ろして来る前傾角

度にアドレスする事で、これができていないと番手を替え

て最初の一球目に芯を外します。

 

これは毎回計測して球との距離も測って構える事でミート

率を最初の一球目から上げる事ができます。

 

2022-1-30 のページ参照