Question
今までアイアンはテイクバック小さく、脱力してスイン
グしてましたが、シャンクしたり、飛距離が伸びないた
め、アイアンは、「右脇締め,左肘9時,胸を右に回し両手
でで振り抜く」イメージでスイングしたら、ミスショッ
トは２００球打ってゼロでした。
覚醒？（笑）
自分にあってるなら
このまま続けた方が良いですか?
Answer
これはご自身に合っているとかいないとか言うことでは
なく、緩みが減ったりと言う基本的な事がたまたまでき
たと言うところだと思います。
また、ストロークを短くしたり、肩をしっかりと回した
り、偏った振り方をしない事で当たり易くなったのだと
思います。
ここで大切なのは、なぜ当たっているかです。
軸ブレや緩みがなくなった事だけではなく、右手が邪魔
していないとか、変な姿勢になっていないとか、いくら
でも要素はあり、それらのメカニズムを知り、原理原則
を基に整理して考える必要があります。
今日はたまたま当たったかも知れませんが、明日当たる
保証はありません。それがゴルフです。
どうすると当たるのか、それを頭でメカニズムとして知
る事で、初めて理解し、納得できるのです。
ところが、ゴチャゴチャ考えるから当たらないのだとか
言ってメカニズムを勉強しようとしない人がいます。
経験と感覚だけで何とかしようとするのですが、輪投げ
とかゴミ箱にゴミを入れるのとは分けが違います。
ゴルフをそれらと同じレベルで考えて手探りで上手くな
れるものではないのです。
ゴルフは地球上で一番難しいスポーツだと言われている
ほど繊細で奥が深く、維持する事が大変です。
プロのスイングを見るといとも簡単に見えるのですが、
実はとんでもなく難易度が高いのです。
質問者さんのように偶然当たるのを待って、それで当た
ると覚醒したと思ってそれを覚えようとするのではなく、
打法の形をそのまま習得し、定着させる事が一番の近道
です。
そして、当たらなくなった時にその原因を特定する診断
力、そしてその原因を解消する修正法、バランスやタイ
ミングなどの調整法や練習法を習って、何百年もの間に
培われた先人の知恵である教科書を自分で作ろうとせず、
武道のように形であるフォームを習得する事が大切です。
