モダンスイング 21

欧米打法の伝承

トップで左腕がきつい

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トップは胴回りの筋肉で肩を回す

Question

バックスイングでトップの位置に腕を持っていったとき

に、腰をしっかり回して胸と手の方向が同じ状態でも左

腕がすごくきついのですが身体が硬いせいでしょうか。

 

フォーム習得のために止まって確認しています。
また、トップでの右の肘が地面を向いてるのが正解とみ

たのですが、前腕が垂直で合ってますか?


Answer
恐らく使う筋肉が違っていると思います。
肩を回すのは腕で引っ張るのではなく、胴回りの筋肉で

回します。

 

ほとんどの初心者がこの動作が正しく出来ていません。
どうしても右腕で引っ張る事で両腕にガチガチに力が入

っています。

 

まず、腕を胸の前でクロスにして両肩の上に沿えます。
腕は一切使わずに肩だけ 90 度回してみてください。

 

そして、90 度の位置で静止できるかどうかです。
これは腰と肩の捻転差を意図的に大きくします。
肩を回す胴回りの筋肉だけで左の肩をアゴの下まで移動

させます。

 

腰は 45 度回せと言うのが日本の主流の古い打法ですが
欧米打法は腰はほんの 20 度程度しか回さずに肩が 90

度回せます。

 

本来はよほど体が硬い人でない限り 45 度回せば肩は 90

度回るのですが、その捻転差を作ろうとしていません。

 

パターを打つ時には腰を止めて肩だけ回します。
これで最大に上げてみてください。

その時には腰は全く回っておらず、最大にすると肩は

70 度近くは回っているはずで、どんなに硬い人でも 45

度は回ります。

 

回らないと思い込んでいる人がほとんどですが、その思

い込みをまず克服する事です。

 

体は捻転差で張りができ、その張りで打ちます。
この際、腕は全く関係なく、肩を回していますので、胴

回りの筋肉だけで 90 度回し、それから腕を伸ばしてみ

てください。

 

その時には腕にはほとんど力が入っていません。
力が入っている上げ方は腕で肩を回そうとしているから

で単なるイメージや感覚だけで上げようとするとほとん

ど全員がこれをやります。

 

いかに感覚と経験だけではその動きができないかが良く
分かる例です。
どの筋肉を使ってその動作をするか、それを習得する事
が重要です。

 

欧米打法はこの経験と感覚だけで習得できるほど単純で

はありません。

力や張りは動画では見えませんので、どの筋肉を使って

飛ばしの技の 15 種類を組み込むか、どのタイミングで

振るかは独学ではまず無理でしょう。