モダンスイング 21

欧米打法の伝承

グルーヴとスピン量

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溝の幅、形状、間隔などに規制がある

Question

ボールのスピン量と乾燥条件でグルーヴはどの程度影響す

るのでしょうか?

 

Answer

まず、グルーヴとはクラブフェイスの溝のことだと思うの

ですが、溝の幅や形は規制されるほど影響があります。

 

その昔、スクエアグルーヴが禁止になりました。

スクエアグルーヴとは溝のエッジが 90 度の四角い溝で、

V字は 120 度程度なので許可されています。

ただ、U の字もエッジは 90 度になるのでやはり禁止です。

 

これは 30 年ほど前に PING がスクエアグルーヴのアイアン

を作って販売したら爆発的に売れてプロも使っていたので

すが、ジャックニクラウスなどが、これではラフに入って

もフェアウェーから打つのと同じように止まるので、フェ

アウェーに打つメリットがない、として反対し、数年かけ

てプロの試合では禁止となりました。

 

その当時はバラタカバーの表面が柔らかい素材で作られて

おり、一回トップしただけでパックリと口が開くゴム巻き

ボールだったので、このスクエアグルーブで打つと粉が出

るほど削れて傷だらけになって3ホールほどで交換しなけ

ればならないほどでした。

 

やはり、ラフに入ったらハーフストロークのペナルティー

として差別化しなければ技術の差ができません。

それほどこの溝の存在は打球に影響するということです。