タイガーと変わらない?!

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その差が見えないほど難しいのがゴルフ


Question

先日カ〇〇〇クさんのチャンネルでゴルフのベストスコア

70 出たという動画を拝見しました。
これをみた時、プロゴルファーのタイガーウッズのベスト

スコアは 65くらいであり、カ〇〇〇クさんのスコアとそ

こまで大差がないように思えてしまいます。

あまり大きな差がないのは何故なのでしょうか?

 

Answer
一見すると 5 打しか差がありませんが、どんな人でもスコ

アは良い時と悪い時があります。
タイガーはそもそもベストは 60 くらいだったと思います

が、7000 Y ほどの長い、難しいコースでのスコアです。

 

そのコースとは長いだけではなく、日本のようにツーグリ

ーンではなく、小さなグリーンで止まらないガチガチの硬

さに設定された時のスコアです。

 

日本ではほとんどない芝質でラフに入れると出すだけや、
止まらないグリーン、池や崖などの危険が沢山あり、プロ

達でも平均が 78 とかの難しいコースでの事です。

 

タイガーでも 60 ~ 80 と 20 打差はあり、アマチュアでも
ベストとワーストでは 20 打差くらいはコースによって変

わり、日本のシングルさんがアメリカに行くと、大したコ

ースではないのに100 叩きに合います。

 

コースの難しさ、そしてベスト同士ではなく、平均スコア

で比較する必要もあるのですが、それにはコースの難易度

は入っていません。

 

日本の普段のコース設定では早く回転させるために易しく

設定しており、それだけで 10 打ほどは違うかと思います。

70 と言うスコアは 2 回バーディーを取れば出るスコアで
偶然チップインしたり、たまたまロングパットが入っただ

けで取れるスコアです。

 

ところが 10 アンダーとなると、パー 5 で 3 つバーディー

を取り、パー 4 の半分でバーディーを取り、パー 3 で 1 

つバーディーを取っても 9 アンダーです。

 

パー 4 で 5 つバーディーが取れる人とは 480 Y でパー、
450 Y 以下は全てバーディーですので、ドライバーの飛距

離が 300 Y あっても 150 Y でワンパット圏内に止める技術

がないとバーディーは取れません。

 

まして、ドライバーが 250 Y しか出ない人は二打目は乗せ

るだけで精一杯です。

たまたま運が良くて2つバーディーが取れたのと、450 Y

でバーディーを意図的に取りに行ける実力とでは雲泥の差

があると言う事です。

 

まして、 プロの試合での 60 とお遊びゴルフ用の設定での

70 の 10 打差は 70 と 120 程の実力の差があるかも知れま

せん。

 

さらに、コースの難易度はコースレイティングで比較がで

きるのですが、レイティングの出し方はプロが回っての平

均スコアで、日本では日本のプロ選手達の平均ですので、

同じ 74 でもアメリカの 74 の方が難易度が高いのです。

 

ゴルフは奥の深さを知れば知るほど難しいスポーツだと言

う事が分かり、世界レベルでのプロの実力が実感できてい

ない間はその深さが見えていないと言う事だと思います。