打球が高く上がって届かない

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打球の高さを安定させる練習

Question
どうしてもボールを掬ってしまいます。
パー5などでせっかくドライバーやセカンドを良いショッ

ト打って 3 打目 50 ~ 90yd くらいで乗せるだけでいいの

に高く上がって届かないと言うシーンが多々あります。

 

自分としては良いスイング出来ている感覚でスイングの
跡を見ても真っ直ぐ振れていてボールもピン方向なのに

届きません。

100 ~ 140ydくらいは割と得意です
何か良い練習方法はありますか??


Answer
掬い打ちとはヘッドを持ち上げて、柄杓で水を掬うよう

に振る事で質問者さんはハンドレイトで右手で球を持ち

上げようとしているのだと思います。

 

届かないと言う事ですので高く上がってしまい飛距離を

損していて、真っ直ぐに出て当たりも悪くないのにショ

ートするのだと思います。

 

100 Y 以上はまともに当たると言う事ですので、その場

合はインパクトでの手の位置がアドレスで構えて位置に

なっているのだと思うのですが、その手の位置がバラつ

き安定しないのだと思います。

 

ウエッジの場合にはバンカーショットなどではこのよう

なハンドレイトで打つ打ち方があるのですが、その場合

には飛距離が減りますので、番手表を変えなければなり

ません。

 

タイガーウッズはインパクトで手の位置を変えて高さを

打ち分けます。
ハンドレイト、構えた位置、そしてハンドファースト

ハンドレイトでロフト角が 60 度だとすると、構えた位

置では 56 度、そしてハンドファーストの場合は 52 度ほ

どで打っています。

 

このようにクラブを返す位置を変える事で高さのコント

ロールや飛距離のコントロールをしますので、どこでリ

リースするのかの練習が必要です。

 

基本はまず構えた位置に手が戻ってからクラブを返し、
それが安定したらハンドファーストで低い打球を打つ

練習です。

 

ハンドレイトの場合はハンドレイト過ぎると擦り球にな

って高く上がって滑って右に流れますので、ヘッドを先

送りしてしっかりと捉まった球を打つ必要がありますが、

マチュアの場合は構えた位置とハンドファーストだけ

引き出しにすれば十分だと思います。