DG 200 vs.モーダス 125S

 

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最初から硬いシャフトを使えば買い直さずにすむ

Question

アイアンのシャフトについて質問させてください。
現在 DG の S200 を使用していて、モーダスの 125S が DG

より弾道が高く距離も伸びるらしく気になっています。

 

ネットで調べると DG より振動数が高くヘッドスピードが

48 からとなっていたりします。DG は 43 からです。


自分は野球経験もあり、早くは振れる方かと思いますが思
いっきり振るとミート率が下がるので力を抜いて振ってヘ

ッドスピード 45 くらいでした。

 

そうなると 125 はオーバースペックでしょうか?
スイングタイプはゆったりテイクバックしてインパクト前

に力を入れると言った感じで縦振りと言われました。

 

ゆったりテイクバックしているのでタメが少ないというこ

とになるのでしょうか?

打ってみないとわからないと思いますがどちらがオススメ

でしょうか? よろしくお願いします。


Answer

オーバースペック論はメーカーが何度も買い直させるため

の都合の良い理論で、最初から一番硬いのを使っていて問

題はありません。

 

非消耗品は一度売るとなかなか次を売るのが大変ですが、
ゴルフ界は初級者用とか上級者用、あるいはスイング速度

が速いとか遅いで使う物を変えさせることによって、一人

に何度でも売る事ができています。

 

そして、それがもとでドライバーのシャフトを 42 インチ

から 45 インチまで 30 年ほど掛けて徐々に伸ばし、新製

品は進化していると錯覚させて毎年買い直させています。

 

また、アイアンはロフト角を立てて、今の PW は昔の 8 番

アイアンと同じ角度にして、飛ぶクラブとして宣伝をし、

買い直すように薦めるのです。

 

フィティングだとか、計測だとか言って色々と測っては違

うクラブを薦めて売ろうとします。

 

これらは全て販売促進のために都合の良いデータだけを見

せて都合の悪い情報は隠して売りつけるのが当たり前にな

っており、中古クラブだけでチェーン展開できるほど買い

替える人が増えているのです。

 

クラブメーカーは 40 社違くあるのですが、クラブは一生の

うちに 1 ~ 2 セットあれば十分なのですが、なんだかんだ

で何度も買い直すようになり、それだけ会社が生存できる

ようになっています。

 

車の業界はどうでしょうか?あるいは家電メーカーはどう

でしょうか?
寿命のある機械でもずっと少ないのに、鉄の固まりの金槌

のようなクラブメーカーがこれだけ居るのはおかしくない

でしょうか?

 

スイング速度が遅い人でも硬いシャフトは使えます。
ただ速い人は柔らかいシャフトは使えないので、上達する

度に硬いのにするのではなく、最初から硬いのにしておけ

ば良いだけの話です。

 

DG は X100 を出していますので、それでも OK ですし、S

200 でもプロが使っているシャフトですのでさほど問題は

ありません。


気分的にXの方がブレ幅が少ないと言う印象はありますの

で、その辺の硬さなら好きな物で良いと思います。