ゴルフを辞める理由とは

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Question

ゴルフを辞めてしまった方は何でしょうか?
もしよかったら辞めた原因を教えて欲しいです。


Answer

マチュアの場合、仕事や私生活が忙しくなって辞めた

人をかなり知っています。

私のようにやり過ぎて故障して出来なくなったのもいれ

ば行き詰って辞めた人も知っています。

 

プロの場合、最初から試合に出られずに、赤字だらけで
辞めていた人でも、最近は YOU TUBE などで稼げるため
に残れるようになった人もいます。

 

また、世界ランキング1位になって辞めたオチョワ選手

や、結婚を機に辞めた選手もいました。

 

古閑美保選手のように、違う人生を知りたいと辞める人

もいたりしますが、彼女は幼少期からゴルフ一本で修学

旅行すら行けずに人並の学生生活が出来ずに不満が積も

った事が原因だった人もいるようです。

 

また、宮里藍選手のように世界ランキング1位になって

もメジャーに勝てずに行き詰った選手もいます。

彼女はスイングを崩してしまった事で5年間苦しんで辞

めたようです。


スイング改造はそれだけリスキーで、登山で言う滑落が
起きるのです。

落ちる時に体中怪我をして、もう二度と登山出来ないと

言うほどのダメージになる事が多々あります。

 

全英オープンで優勝した白人男性の選手もスイングが崩

れて元に戻せずにゴルフ自体を辞めてしまいました。

 

石川遼選手のように改造しっぱなしで上位に行けなくな

った選手もいますので、改造は要注意です。

 

そもそもゴルフは再現性ですので、どんな振り方でも定

着させて、同じ事ができればスコアは良くなります。
ただ、最終的には飛距離や精度の問題がありますが、ま
ずは 3年、10年かけて積み上げる再現性がほとんどです。

 

調整やズレの修正は良いのですが、打法を改造するほど
変えてしまうと再現性を失って、またゼロからやり直し

になってしまいます。

 

これはプロもアマチュアも同じで、一度にスコアがボロ

ボロになるのですが、タイトルと取ったり過信するとす

ぐに改造したくなるようです。

 

ゴルフは一歩間違えると迷路に入ります。
自分がどういう打ち方をしていたかすら思い出せなくな

ったり同じ事をやっている積りで全然違う事をやってい

たり、突然おかしなことが起きるのです。

 

したがって、打法はメカニズムで頭で覚える必要があり、

ズレたら必ずその位置やタイミングに戻す作業を常に行

っていなければなりません。

 

しかし、感覚と経験だけで打っている人は体調や気分で

その感覚がズレたり忘れたりして修正できなくなります。

 

アメリカでは一時期、毎年 2000 万人がゴルフを始め、

400 万人が辞めていると言う記事がありました。
安易に考えてなめて掛るとすぐに行き詰まって辞める事
もありますので慎重にかつ丁寧に上達法を習って下さい。