グリーンを目の前にトップ

 

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同じ振り幅で飛距離を変える

Question

めったにないナイスショットでグリーン手前まで飛び、同伴者

よりも40Yほど差をつけて最後に打ったらトップしました。

 

ティーショットが最高に飛んで、プロにでもなった気分だった

のに投げても届くような距離で大失敗、ガッカリでした。

 

あまりにも良いショットの後で上がっていた事や注目の的で、
フェアウェイど真ん中からで緊張していた事でメンタルだと思

うのですが、なにか良い対処法はあるでしょうか?


Answer

確かに期待やハラハラでメンタル的に筋肉がまともに動かない

事が良くあります。

ただ、メンタルは場数を踏んで心臓に毛が生えるまで経験によ

って鍛錬するしかありません。

 

ナイスショットをイメージできずに打つ場合と、ナイスショッ

トが打てると自信があったのに大失敗とでは内容が違います。

いずれにせよ自信があればこのような失敗は回避できますので、
その残った距離が恐らく 100 Y 以内だと思いますので、その距

離をまずなんとかしなければなりません。

 

この距離は一番美味しいところで、ベタピンにつければバーデ

ィーが取れる絶好のチャンスです。
この距離を征服する事が最終的に上に行ける重要な要素ですの

で、引き出しを増やす事で対処します。

 

まず、ドライバーの直後のショートアイアン(ウェッジ)です

ので、ワンスイングになっていない可能性があります。

ドライバーが当たっている時にはアイアンが当たらない、アイ

アンが当たっている時にはドライバーが当たらないと言う人が

多いのは前傾角がその番手に適正ではない事が大きな原因の一

つです。

 

また、ドライバーで思い切り振って、次に力を抜いて打ったり、
届かないと思って力を入れたりするとミスに繋がります。

100 Y 以内のショットは何種類もの引き出しが必要です。


これはチップショットとピッチショットで打法を代えるように、

50 Y と 70 Y では同じクラブでも違う打ち方をする技術です。

 

いわゆるコントロールショット2種類、フルショット2種類ほ

どの引き出しがあれば、同じウエッジでも4種類の飛距離を打

ち分ける事ができます。

 

まずはアドレス時の前傾角度を適正な角度にする事、そして打

ち方の種類を増やして飛距離を変える事ができるようにする事

などがトップレベルの対処法です。

 

あとはとにかく実践練習が必要ですので、できる限りラウンド

で緊張する場面を何度も経験し、自信を付けると良いでしょう。