モダンスイング 21

欧米打法の伝承

コースに出ると飛ばない

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恐怖心の克服


Question

練習場ではアイアンなど、たとえば130ヤード飛んでくれる番

手がラウンドだと飛距離が20ヤードは下がります。
一応まっすぐには飛んでくれます。

 

ドライバーは練習場では普段は 240 くらいですが、ラウンドのテ

ィーショットでは 200 程度です。

 

自分でも思い切り打つことが恐いのですが、こういったことの一

番の理由は一体何でしょうか。

 

特にミドルアイアンは練習で打つようにはいきません。

やっぱりダフったりすることへの恐怖感でしょうか。

 

Answer

練習場プロと言われるのにコースではボロボロな人がいます。
コースに行くとやはり違う事をしていると言う事です。

 

では、何が違うのかと言うのが今回の課題です。
誰もが冒す事とはスイングが小さくなって当てに行く、あるいは

置きに行くようなスイングで振る事です。

 

これはやはりメンタルの問題で、練習場とは違う振り方をしてい

る典型的な例です。

 

では、この小さいスイングとはどういう事なのでしょうか。
まず、肩の回転度です。
肩は練習場では90度以上回っていてタイミングを合わせていま

すので、飛距離が出ない事もありますが、ミート率が悪くなって

曲がり球が出たり飛距離が落ちる事があります。

 

ダフるのが怖い、チョロが怖り、シャンクが怖いとインプットさ

れたトラウマ的な要素が動きを小さくしてしまいます。

その原因は失敗経験にあります。
何度も失敗したり、この時と言う時にミスったりするとその記憶

が体の動きを制御したり、全く違うフォルダーを開けたりするの

です。

 

そして、もう恐怖心が着いてしまった場合にはその壁をぶち破る

度胸試しを行います。

それはボールの事は一切心配をせずに思い切り大きく振る練習で

す。これが実践練習です。

 

打つ前のルティーンにテイクバックのなぞりを入れ、確実に90

度以上肩がまわっている形を作って形状記憶させる方法です。

 

そして、ティーショットなどで小さくなっている人はOB恐怖症

があり、その場合も同じようになぞりでトップまで上げて肩が充

分に回っているのを確かめる事と、それからロストボールを買っ

て30個くらい持っていき、「さ~今日はこれ全部打ち込んで来

るぞ!」と開き直って思い切り振るという練習をすると、一回で

克服する事も可能です。

 

また、基本通りに番手に合った前傾角にアドレスする、またしっ

かりとアライメントを合わせるなど、セットアップも一定にして

ミスの原因をできるだけ排除する几帳面さが大切です。

 

メンタルは鍛える事ができます。

正しい練習によって自信を付ける事でも克服が出来ますし、場数

を踏む事、そして開き直る事など、プレッシャー下でプレーする

事でも度胸がついてきます。

 

怖くて力が入れられないと言う経験は誰もが一度は経験します。
殻から脱皮する積りで覚悟を決めて思い切り振りましょう!