シングルとプロは紙一重?!

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シングルとプロは雲泥の差

Question

シングルとプロは紙一重だと思うのですが、両者の違いって何な

のでしょうか?

 

Answer

シングルとプロは雲泥の差があり、プロが大学生だとするとまだ

小学生か中学生の段階だと言えるでしょう。

 

ゴルフは内容に応じて大きく3つに分けられます。
ボギーゴフル、パーゴルフ、そしてバーディーゴルフです。

そしてその上がプロのレベルで、プロでも大学の1年生から6年

生まで様々です。

 

シングルと言うのはハンディーキャップが一桁ですので、9まで

を言いますが、片手シングルと両手シングルの間に内容的に大き

な違いがあり、そこがちょうど小学生か、中学生かの違いといえ

るでしょう。

 

両手シングルの場合、飛距離は 200 Y 程度で、寄せがうまければ

成れるレベルです。

ところが片手となると一段上の内容にしなければなりません。


たとえば飛距離は 240 ~ 270 Y ほど、寄せワンでパーを必ず拾え、

パー 5 はほとんどバーディーが取れなければなりません。

ここにはショットの精度と安定が必要で、かなり練習した人でな

ければ成れないレベルです。

 

そして、次の段階ではスクラッチ、プラスハンディーがあって、

それからプロの試験に合格すれば一応プロと呼ばれるようになる

のですが、日本だけでも 5000 人ほど資格保持者が PGA にはいて

レギュラーの試合に出られる人はわずか 140 人程度です。

 

したがって、プロの資格を取っても賞金では食べていけない人が

ほとんどで、上位の 50 人に入るとシード選手となって、予選な

しに直接試合に出る事ができます。

 

ただ、その試合に出られても、3 日目のカットで半分落とされま

すので、70 人程度しか賞金はもらえません。

 

アメリカツアーでは賞金金額は日本の 10 倍ほどになりましたの

で、一度も優勝がなくても、数億円を稼いでいる選手がいます。

 

さて、シングルと言うレベルもどのレベルなのか、そしてプロと

言ってもどのレベルなのかによってその差が違いますが、いずれ

にせよ紙一重でない事はお分かりだと思います。

 

それぞれのレベルでゴルフの内容が違いますので、たとえ再現性

がそれぞれにマックスだとしたら、あとはその内容でレベルが決

まります。

 

シングルの方でしたら、プロレベルになるまでにクリアしなけれ

ばならない課題が沢山ありますので、何が必要なのかを把握し、

全てを改善すると良いでしょう。