Question
松山英樹が平均 301.5 ヤードで PGA で 101 位。
すると、日本ツアーの男子プロたちは、みんな 280 とか 270 で
すよね??
飛ばなすぎでは??
もっと鍛えないとレベル差がありすぎませんか??
Answer
アメリカで戦うには平均飛距離が 300 Y を超える選手がこの 30
年でどんどん増え、一時期 125 人になったとか聞いています。
平均飛距離とはアイアンで出るホールもありますので、ほとん
どキャリーの距離と同じです。
確かに体の大きさもあるのですが、この 30 年はアスリートゴル
フ、あるいはパワーゴルフと言われるように、ジムで筋肉を付
けている選手がほとんどです。
ただ、飛距離は7割が技術です。
飛ばしの技はドラコン打法に全てが組み込まれているのですが、
普通のゴルフではそこから使えないと思われる動作を引いて組
み立ててあり、日本人選手のスイングはさらに少ないのです。
松山選手は体も大きく、筋力を付けて飛距離は日本人選手の中
では上位で、何とか通用するだけの飛距離はあります。
コースの長さが 6200 Y の場合には飛距離は 200 Y ほどあれば
60台で回る事ができますが、7200 Y でしたらこの飛距離では大
変困難です。
日本にはまだ上陸していない飛ばしの技がいくつもありますの
で、それらの技術を習得して、世界のレベルに近づくには技術
を習得すれば良いだけの話です。
技術とは体や脚など全身の使い方です。
飛ばすためには体のバネを使ったり、反動を使ったり、脚の力
や重力を上手く使う技なのです。
ところが日本の打法はほとんどが経験と感覚で習得した簡単な
ものばかりで、欧米選手のような見えない部分での筋肉の使い
方などのノウハウがまだ上陸していないのです。
そして飛距離は生まれつきだとかセンスだとか言う解説者がい
たり、トラック一杯打てだとか、技術ではなく、技能を高める
指導しかしていない事で成長できないでいるのです。
この世界最高峰の高度な技術を習えているのは日本では中目黒
CCの高橋塾のみです。
これ以上はもう伸びない、これ以上は無理と思っている方でも
まだまだいくらでも伸びます。
いかに技術が日本にはなかったかがお解りになると思います。