プロを真似てメタメタ

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左手首の角度で軌道角が変わる

Question

ダスティンを真似て掌屈、マシューを真似てシャローイングをや

ってます。
ラウンド毎回めためたなのですが、ご教授ください。ワケわから

なくなってます。

辞めたくなります(泣)(泣)

 

Answer

真似する場合は部分的に真似するとバランスが崩れます。
例えば掌屈(左手首を山にする)ではヘッドの軌道がフラットに

なってトップします。

 

そして、その分だけ縦を強くしないと縦横のバランスが崩れてい

ますので調整しなければなりません。

また、シャロースイングはヘッドがオンプレインからかなり外れ

ていますので、命中させるのが大変困難です。

 

従来の打法はバランスが合っています。

縦横、上下、左右、タイミングなどの全てのバランスが合ってい

るために当たるのです。

ところが、その中の一つだけ取り入れるとそのバランスが崩れて

当然当たらなくなります。

 

例えば掌屈にして軌道がフラットになったら、その分縦を強くす

るためにまず伸び上がりを治したり、前倒しを入れたり、引き落

としを強くするなどの縦の動作を入れたり強くします。

 

この場合、圧縮の上半身の沈みや後ろ打ち、右腕の刺しなどを強

くする事で調整しても良いでしょう。

 

ダスティンジョンソンの掌屈はちょっとやり過ぎですので、真っ

直ぐからちょっとだけ手首を山にし、その角度を安定させます。

基準を決めて毎回同じ角度でトップの形を作り、そのままの角度

で打つようにするとハンドファーストになります。

 

分かり易い基準はまず PW を持って構え、握った両手が左の膝の

上に来るように倒すと掌屈になり、その角度を基準にする事でズ

レた時にどの形に戻すのかが分かります。

 

改造は好きな部分だけ真似るのではなく、このようにバランス調

整、またタイミング調整などが必要です。