アーリーコックはなぜ大切?

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昔のテイクバックは左腕が9時の時にクラブが垂直

Question

どうしてアーリーコックが大切なのでしょうか??
宮里藍や笠りつこなどのように、ほとんどノーコックの人もい

ます。
早くコックすると、それだけ早くリリースされてしまう気がし

ます。。

 

Answer

アーリーコックのレイトヒティングと盛んに言われたのは昔の

事で今はレイトコックになっています。

 

クラシック時代にはこのレイトコックで手首のワグリングを使

い、軟らかくして打っていたのですが、中期にはなぜかテイク

バックだけはコックを早くして上げる打法が流行りました。

 

そしてタイガー時代に入り、初期は左腕が9時になった時にシ

ャフトが垂直と言うタイミングで上げていました。(写真上)

 

高速打法や超高速打法はテイクバックのスピードでトップにぶ

つけ反発力を使って切り返す打法なので、アーリーコックにす

ると力が少なくて済む事もあって流行り出しました。

 

ところが、やはりクラシック時代のレイトコックの方が手首が

使い易い事から、タイガーはあえてレイトコックに替え、腰の

負担を軽減しながら飛距離をあまり落とさずに復帰しました。

(写真下)

 

コックをテイクバック初期でしようが最後にしようがリリース

時のレイトヒティングは出来ます。

 

笠りつこ選手のようにコックをほとんどせずに上げて、降ろし

て来る時にコックをする打法もありますので、コックをするタ

イミングはいつでもあまり差はありません。

 

したがって、個人の好みや価値観で決めれば良い事ですし、こ

れからはレイトコックが主流になるかと思われますので、その

まま変える必要はないと思います。

 

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最期の腰の手術から復帰した時のレイトコック打法