Question
スイングは脚でパワーを出している選手がいると思うのですがどのよ
うな動作なのでしょうか?
日本人選手はほとんど使っていないように見えるので、それで欧米選
手との飛距離の差があるのかなと思い始めています。
Answer
はい、良く気が付きましたね。
レッグアクションやニーアクションと言われるパワーの源がここにあ
ります。
これは飛球術の一部なのですが、これだけで 30 ~ 40 Y は飛距離が伸
びるかと思います。
1 右足の踏みつけ
2 左脚の蹴り
3 右脚の蹴り
4 両脚の挟み
まず、切り返し時に右足の母指球で地面を一瞬だけ踏みつけます。
そして、体重移動とともに左足で前に地面を蹴って、左の腰を引き、
左のお尻を突き出す動作をします。
これと同時に膝が伸ばし切って腰自体もマックスに開きます。
これがまずパワーの要因で、ドラコン選手などは左足がフィニッシュ
で30cmくらい後ろに移動したりします。
次に右脚なのですが、右足はカカトを上げてからその位置で蹴ると蹴
り幅が大きくなり、分かり易いのがジャスティントーマスです。
日本はまだ蹴ると言う概念がなく、左のカカトが浮くと言う解説をし
ていますが、この蹴りだけでもかなり飛距離が伸びる事があります。
また、両脚で地面を挟んで地球を時計回りに回転させると自分が逆に
回転するので、右足で蹴る時も横ではなく斜め後ろに蹴るとこの挟み
パワーが大きくなります。
これらはタイガー打法の一部ですので、若者は 300 Y に挑戦して世界
水準のスイングを目指していただきたいと思います。