足(脚)の使い方とは

f:id:swinganalyst:20210817204636j:plain

脚で作るパワーは4種類


Question

スイングは脚でパワーを出している選手がいると思うのですがどのよ

うな動作なのでしょうか?

日本人選手はほとんど使っていないように見えるので、それで欧米選

手との飛距離の差があるのかなと思い始めています。


Answer

はい、良く気が付きましたね。
レッグアクションやニーアクションと言われるパワーの源がここにあ

ります。

 

これは飛球術の一部なのですが、これだけで 30 ~ 40 Y は飛距離が伸

びるかと思います。

 

1 右足の踏みつけ

2 左脚の蹴り

3 右脚の蹴り

4 両脚の挟み

 

まず、切り返し時に右足の母指球で地面を一瞬だけ踏みつけます。

そして、体重移動とともに左足で前に地面を蹴って、左の腰を引き、

左のお尻を突き出す動作をします。
これと同時に膝が伸ばし切って腰自体もマックスに開きます。

 これがまずパワーの要因で、ドラコン選手などは左足がフィニッシュ
で30cmくらい後ろに移動したりします。

 

次に右脚なのですが、右足はカカトを上げてからその位置で蹴ると蹴

り幅が大きくなり、分かり易いのがジャスティントーマスです。
日本はまだ蹴ると言う概念がなく、左のカカトが浮くと言う解説をし
ていますが、この蹴りだけでもかなり飛距離が伸びる事があります。

 

また、両脚で地面を挟んで地球を時計回りに回転させると自分が逆に

回転するので、右足で蹴る時も横ではなく斜め後ろに蹴るとこの挟み

パワーが大きくなります。

 

これらはタイガー打法の一部ですので、若者は 300 Y に挑戦して世界

水準のスイングを目指していただきたいと思います。

 

www.youtube.com