トップの適正な深さとは

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トップの浅い選手




Question

コンパクトトップとオーバースイング、どちらにすべきでしょうか?
わけわからなくなっております(泣)


コンパクトトップ
  ジョンラーム
  フィナウ

  ガルシア

オーバースイング
  ミケルソン
  ババワトソン
  ジョンデーリー

 

Answer

ゴルフは何でもほどほどだと言われています。
上の選手達は極一部の異常に浅い人と異常に深い人達です。

 

ちょうど良いのはドライバーでシャフトが水平、PWでは水平に対し

て60度で、その位置で切り返すのが今のクラブの設計通りの打ち

方です。

 

浅い人は飛距離は落ちますが方向が良く、深い人は飛距離は出るの

ですが方向の精度が落ちます。

 

質問者さんが書かれた選手達以外はほとんど標準的なトップの深さ

なのですが、なぜこのような少数派の人達の極端な打法を真似をさ

れようとしているのでしょうか?

 

もちろんどんな打ち方でも再現性が高まればスコアは良くなります。
ところが、教科書通りに振る事が一番効率が良く、遠回りせずに済

む方法です。

 

幼少期から自己流でもう固まってしまっている方は再現性だけでも
トッププロ級に成れますが、今から教科書にない振り方に改造され

るのは大変です。

 

教科書とは平均的に誰もが一番振り易く、定着し易く、ミスが少な

く崩れ難い無理のない動作であり、これは600年と言われるゴル

フの歴代の名選手達の知恵と経験の凝縮です。

 

効率良く早く上達するには教科書に沿ったフォーム、武道でいう形

をそのまま真似する事が一番早いと思います。

 

極端なスイングを真似するのではなく、世界トップの主流打法を目

指しては如何でしょうか?