モダンスイング 21

欧米打法の伝承

強く振るとスライスが出る

 

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中目黒CCは完全個室 90 秒で全ての空気を入れ替える換気能力

 

Question

強めにアイアンを振ると、スライスします。
何故、スライスするのでしょうか?
やはり6~7割で振った方が良いですか?

 

Answer

 ほとんどの方が経験している事だと思いますが、なぜスイング速度

を上げるとスライスするのでしょうか?

 

まず一つはクラブのシャフトが柔らか過ぎたりトルクが高過ぎる事

なのですが、技術的には振り遅れがまず一番の原因です。

 

振り遅れとはインパクト時の手とヘッドの位置関係によって、フェイ

スが開く事を意味します。

 

速度を上げる事によって手の速度は上がるのですが、ヘッドの速度が

上がらないために手が先に行ってヘッドが後から来る事で、これでフ

ェイスが開かなければハンドファーストとして正解です。

 

したがって、振り遅れながらもフェイスを閉じれば良い事で、原理的

にはストロンググリップにすれば解消される事になります。

 

ところが、クラブは効率良く振り、ヘッドを走らせる技術を身に着け

る事で飛距離が伸びますので、今度は自然のフェイスローテーション

度が上がるとフックが止まらなくなります。

 

したがって、グリップで帳尻を合わせるのではなく、ヘッドスピード

を上げる技術を習得し、グリップはあくまでもスクエアで練習して、

向上させると遠回りを防ぐ事が出来ます。

 

ヘッドを走らせるにはレイトヒティング度を上げる技術としてグリッ

プエンドの刺し、ヘッドの前倒しなどがあり、これに肩を止めて引き

落とすバンプ、ダンプ、ターンの後ろ打ち、また平行落としやシャロ

ースイングの後ろ倒しなどがあります。

 

これらは難易度が高く、何年も訓練しなければできない人もいるので

すが、飲み込みの早い人はすぐに出来たりしますので、やってみない

と分からない技術です。

 

このヘッドの走らせ方を習得するといくら思い切り振ってもスライス

しません。

もちろん芯を外す確率が上がりますが、持っている筋力の全てをマッ

クスに使っても、その使い方が分かれば真っ直ぐに飛ばす事が可能な

のです。

 

また、速く振るとヘッドが浮いてヒールトップでチョロをするかと思

いますが、これは左肩の軌道上に球がある場合は逆にスピードを上げ

た方が軌道修正されて芯に当たると言う、物理的な原理があります。

 

デシャンボーなどのマンブリ打法でもトップしたり引っ掛けチョロが

ないのはそのためです。(方向はバラつきますが)

 

それらの技術がない場合は昔の打法のようにゆっくりと振るしかあり

ません。

 

タイガー以来、高速、超高速用打法に世界が進化しましたので、やは

り欧米の主流であるタイガー打法を習いたいゴルファーが増えている

のですが、日本では教えている人がほとんどいません。

 

タイガー打法は日本では中目黒CCの高橋塾で習得できます。