Question
ゴルフって何でこんなに難しいんでしょうか。
打ちっぱなしに行っても、自分も含めてみんな手打ちでチョロとか
トップとかダブりの連発。
プロみたいに上手い人は見たことありません。
長くやっていても下手なままの人と、すぐに上手くなる人の違いっ
て、やっぱりセンスの問題なんでしょうか？
Answer
逆にセンスって何のことなのでしょうか？
生まれつきの才能って事ですか？
では、才能って具体的に何なのでしょう？
ゴルフの上手い下手はスコアで決まります。
では、スコアはどうやって良くするかです。
実は分からない人が才能だとかセンスだとか言うのかも知れません。
しかし、ゴルフは全て物理で科学的に解明できるはずです。
ではピアノはどうしたら上手くなるのでしょうか？
ピアノは教本があります。
その通りに練習すると誰でも上手く弾けるようになります。
その教本がゴルフにもあります。
分解ドリルで世界最高峰の打法のフォームを習得し、精度を上げる
方法やズレの修正、調整方法などのノウハウがあります。
ゴルフはいかに沢山バーディーを取り、ボギーを打たないかで、そ
のノウハウは６００年と言われている歴史が積み上げたものがあり、
先人の知恵を学ぶ事が一番の近道で、それが教科書です。
動作は分解ドリルを練習していると自然に上手になります。
センスとか才能とかは問題ではなく、誰でもやれば出来て継続させ
ればいくらでも上に行けます。
したがって、ゴルフでの才能とは正しい訓練を継続できるかどうか
なのかも知れません。
まずはその教本を持ったコーチに出遭うかどうかですが、探す意欲
があるかどうかも重要です。
となると結局、やる気の問題なのではないでしょうか。
野球のように動体視力や反射神経など、そのような才能は必要なく
あるとすれば、体が丈夫かどうかくらいです。
ゴルフは地球上で一番難しいスポーツだと言った人がいます。
しかし、いとも簡単にできそうに見えるのです。
したがって、経験と感覚で輪投げのようにいとも簡単に出来ると錯
覚してしまい、真剣に練習しない人がほとんどです。
練習場で上手い人を見た事がないのはそれが原因です。
野球や卓球、剣道や柔道はどれだけ練習しているでしょうか？
同じだけゴルフを練習していますか？
生まれつきだとか、才能だとか言っているうちは成長しません。
本当に上達したいのではなく、楽してマジックのように一瞬にして
プロ級になろうとしていないでしょうか？
正しい練習法、ポイントを抑えた練習内容や練習量、そしてどこま
で集中して真剣に教科書通りにつまらないドリルをコツコツと反復
できるか、また、いかに継続して再現性を高めて行くかでどこまで
行けるかが決まると思います。
現代は情報過多で間違いだらけの指導ばかりですが、その中から何
を信じるかは確かに才能と言えるかも知れませんね。
