番手間はどうやって出す?

 

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ケプカの番手表

Question

番手間の飛距離はどうやって出すのでしょうか?

一応オンするのですが、4m と1m のパットでは2 パットか 1

パットの差があり、ピンに近づけないと最大 18 打の違いが

あると聞き、ここが最大の課題だと思いました。

 

どうやってワンパット圏内に打球を止める事が出来るのでしょ

うか?

 

Answer

各番手には 10 Y~15 Y ほどの飛距離の違いがあり、ウッドなど

になると 20 Y~ 30Y ほどの違いがある場合もあります。

この番手間の距離が残った時に、どのようにベタピン率を上げ

るかが最終的な課題となります。

 

この際に番手間は最初の段階として半分の距離を出す打法を別

物として引き出しにします。

 

フルショットは 8 割ですが、10 割のマックスで振った時に番手

間を出す事ができます。

常にマックスで振っている人は 8 割ショットを引き出しとして

マスターする必要があります。

 

これで 5 Y を打ち分ける事が出来たら、ズレても最大 2.5 Yまで
ピンに近づきます。

 

マチュアがコンペなどで競争するにはこのくらいの飛距離の
コントロールで、あとはどれだけ正確にその距離が出せるかで
良い事になります。

そして、プロレベルとなったら、さらにその半分の距離を出す

ためにコントロールショットという、また打ち方の違う別物ス

イングを引き出しとして増やしてさらに細かく飛距離を出せる

ようにします。

 

ほとんどのゴルファーは寄せ用の打ち方、フルショットと別物

のスイングの引き出しを持っていますが、その引き出しを増や

すとなるとまずはコントロールショットです。

 

コントロールショットはスピンも少ないので柔らかいグリーン
の場合はその場で止まりますので、フルショットの 15Y 弱に打

てば、番手の半分の距離を出す事ができます。

 

これはハーフショットでシンプルなスイングで、8番以下の番

手で全く同じ振り方で違う飛距離を出す事ができます。

また、コントロールショットもメジャータイトリストになると

3種類ほど持っており、スーパースター達はその昔から1Y単

位で縦距離を打ち分ける事ができます。

 

これは打法の引き出しだけではなく、さらに曲げ球や球の位置、

ハンドファースト度を変えると言う方法で正確に出すのですが、

単に力を抜いたりとかはせず、同じリズム、同じ速度で振って、

それぞれの飛距離を出す事でよりミスを軽減する事が出来ます。

 

この段階からは技術も必要ですし、鍛錬によって技能を高め、

再現性を上げる訓練が必要となり、練習時間があまり取れない

方や体力的に問題がある方は注意が必要です。