道具の進化と飛距離

 

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昔の飛ばないボール

 

Question

プロだけ飛距離増大 350ヤード、しかしアマチュアの飛距離はほとん

ど変わってないのはなぜですか??
道具の進化、ボールの進化が著しいなら、アマチュアも劇的に伸びて

る筈です。。しかし伸びてない。。

 

Answer
クラブの進化はこの 30 年間はほとんどありません。

もちろん変化はしています。

 

ボールは確かにゴム巻きよりも飛ぶようになりましたが飛距離が伸び

たのは7%ほどです。


また、40 年以前のディンプルが四角いボールは 300Y 飛ばす選手がほ

とんど 200Y しか飛びませんでしたので、かなりの進化はしています。

 

ところが、パーシモンヘッドのスティールシャフトで今の選手が今の
ボールを打つと飛距離はほとんど変わりません。


したがってクラブの進化はほとんどないのですが、アイアンは番手ず

らしをしましたので、昔のロフトよりも 2 本分ほど立てているので番

号が同じなら昔より飛びます。

 

このように、進化しているように見せかけて買い替えさせようとして
いるのがメーカーで、それに乗って買う人は経済を回わす協力者とい

う事になります。

 

また、プロはタイガー以来技術が進化し、ウルトラ C がウルトラ H や

I にまで向上し、飛距離が出るようになりました。

 

高速打法、超高速打法とヘッドスピードを上げる技術がより沢山あり、
パワーゴルフと言われるようにアスリート化して筋力なども昔とは違

います。

 

それに引き換えアマチュアはあまり進歩していません。
50 年前と同じに手振りです。
飛距離を伸ばす技術を習おうともせず、日本には 30 年前のタイガー

打法すら上陸していません。

 

この 30 年以上の遅れは増々広がるばかりで、日本のトップの人達で

すら気が付いていない技術が世界ではどんどん進化しているのです。

また、昔は NG とされていたドラコン打法の技術が少しずつ組み込ま

れて飛距離が伸びている事もその要因の一つです。

 

アメリカでツアープロから直接伝授された飛ばしの技の 15 種類以上

を日本で教えているのが高橋塾で、300 Y キャリーで飛ばす打法だけ

ではなく、それを習得する分解ドリル、調整法、診断法、修正法、維

持法、矯正法など、恐らくどこにもない高度な技術やノウハウが現在

習える唯一の場所だと思います。