渋野選手のスイングがましに

 

 

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ゴルフは再現性と持続性

Question

渋野日向子がスイング改造して変な打ち方になって、成績が上がらなくな

りましたが、全英女子オープン見たら前よりは少しマシになった気がしま

したが、どうですか?


Answer

スイングは変えると定着するのに時間が掛かります。
彼女が改造してからある程度時間が経っているのでそろそろ定着しかけて

いる時期なのかも知れません。

 

タイガーウッズが改造した時には2年掛って優勝し、5勝したのは3年後

でした。
完全に復活するのにはそのくらい時間が掛かるものです。

定着度は単に数回同じ事が出来る程度から、3年ほど休んでも忘れないほ

ど定着している場合など定着の度合いが違います。

 

ゴルフに必要な定着は正しい動きで60回を21日間毎日する事が脳科学

的には必要とされています。

ところが、これで8割ほどショットが上手く行っても、そこからが大変で
それを9割にするとプロになれるほど再現性が高まります。

 

これは学校の試験で90点を100点にするようなもので、その10点を

取るために、数倍の領域を広げて勉強しなければならないのと同じです。

 

マチュアはトップが80点、プロのトップは90点、そしてスーパース

ターは95点だと思って下さい。

 

これは見習い3年、一人前になるには10年という職人の世界で、それで

も40年ほど熟練した人にはかないません。

 

何のための改造だったのか良く分かりませんが、長年の再現性を捨ててま

でする事だったのかと思います。

 

これで彼女がまた改造しなければ良いのですが、いじりだすと止まらない
人がいますので、これ以上いじらずに最低3年は我慢して定着度を上げて

欲しいと思います。