流れ球、滑り球、擦り球

 

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手とヘッドの位置関係

 

Question

最近、アイアンの打球が真っ直ぐ出るのですが、弾道が高くて頂

点当たりから右に流れるようにフェイドっぽく落ちてきます。

 

擦っているのではないのですが、滑っているような感じの球質で

困っています。

 

何が原因なのでしょうか?

 

Answer

球質を診て原因を特定し、自分で修正ができないといつまで経っ

ても上達しません。

ご自身で診断し、調整して思った打球を揃える事がスコアメイク

には必須条件となります。

 

アイアンの弾道が高くて飛距離を損している場合も同じです。

ほとんどの場合はハンドレイトになっていて、ロフトが寝たまま

打っている事です。

 

この場合はハンドファーストにして打つ事が大切で、リリースを

遅らせ、手が体を通り過ぎた位置くらいでクラブを返すように打

つ事です。

 

前の打席方向からスロー動画で撮影し、クラブを返す位置がどこ

なのかを確認しましょう。

 

恐らくアドレスと同じくらいの位置か、それ以前で返しているか

も知れません。

 

手が先でヘッドが後になったシャフトが斜めになった形でインパ

クトにする事でロフトが立ち、弾道が低くなって飛距離が出ます。

(上写真参考)

 

このハンドファースト度はタイガーウッズは8度だといいます。

その角度は2本分ですので、48度のロフトの番手でも40度で

打っている事になります。

 

ある程度ロフトを立てて打つ事で捉まりが良くなり、ダウンブロ

ーでバックスピンの効いたボールが打てるかと思います。