ゴルフ理論は千差万別!

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打法の難易度は様々

 

Question

習おうとしている生徒に、教えるのに当たって、難しい教えかた

をする人、楽に簡単に教える人、体、腰、回転、スイング、アー

ク、インパクト等教える人がいます。

簡単にできる方法を教えてくれる人はいないのでしょうか?

 

Answer

スイングは画で言うとピクトグラムの簡単な物から漢文のように

複雑で難しい物があります。

 

これは打法が違う事で、ゴルフ理論とはまた別問題で、たとえば
飛ばしの技である「後ろ倒し」や「右足の踏みつけ」「レイトコ

ック」など、細かく分類すると20種類ほどある動作は組み込む

か組み込まないかの選択となり、何も入れない基本動作とは難易

度が違います。

 

理論としてはそれぞれが正しい分けで、違いの一番は飛距離で、

飛距離が出る打法ほと飛球動作が多くなり、難易度が上がります。

 

質問者さんは一番簡単に出来る打法で打ちたいと言う事なのか、

それとも、同じ難易度の打法でも違う教え方を求めておられるの

か、どちらなのでしょうか?

 

たとえば、ピクトグラムを書きたいと思った時にはほとんどの方

がある程度は正確に書けるでしょう。
誰からも教えてもらわずに、基礎練習や訓練などは一切せずにほ

とんど同じ画が書けるでしょう。

 

しかし、漢文の長文をでは1分だけ見て、全く同じ物を外国人に

書かせたらどうでしょうか?
どこまで同じ文章が書けるでしょうか?

 

では、この漢文を正確に書き写すとなったらどこから教えますか?
まずは、一つ一つの漢字が書けるようにして覚える必要があり、
それには何年もの歳月を掛けて記憶した人でないと、まず正確に
書き写す事はできないと思います。

 

ゴルフも同じように世界最高峰の打法はサヴァン症候群の特殊な

才能を持った人でもない限り書写やカメラ記憶は出来ません。

また、いつどこの筋肉に力を入れたか等は見えません。


一つ一つの部位がいつどのように動くかを、ちょうど漢字の一文

字一文字が書けるようになるまで練習し、それを繋げて行くしか

ないのです。

 

チマチマと細かい事をゴチャゴチャ言われても分からないと言う
方は、一瞬で見て記憶できるような、また見えない部分にいつ力

を入れているのかなどを見抜く特殊な才能がない限りは一つずつ

覚えるしかないのです。

 

でなければピクトグラム級の簡単な打法で飛距離は諦めるしかあ

りません。

ゴルフは簡単な打法ほど飛距離が出ませんので、ご自身がどのく

らいの飛距離を目標としているのか、あるいはどれだけ練習でき

るのかなど、コーチに相談してみてはいかがでしょうか。

 

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これが簡単に書けるのでしょうか?