スイングの作り方

 

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各部位の動作をそれぞれに定着させてから組み立てる

Question

スイングはどこから作って行ったら良いのでしょうか?
フォローからだとかトップからだとか色々と情報があるのです

が、何が一番良いのか分かりません。
ご指導お長い致します。


Answer

スイングのフォームはピンキリで、5分で習得できる打法など

はどこから手を付けても変わりないのですが、世界最高峰の打

法は全ての動作が出来るまでに3年ほど掛かる物もあります。

 

まず、スイングで一番大切なのはインパクトですので、そこか

ら始める事で4分の1、3分の1、ハーフと少しずつ大きくし

て行くと失敗経験を軽減する事が可能です。

 

しかし、難しいのはインパクトだけではなく、切り替えしも色

々な動作が組み込まれますので難易度が高く、また、精度を上

げる時にはテイクバックの軌道も重要で、基礎のグリップ、ア

ドレスの姿勢、アライメントなどができたらまず分解して手の

動作、腕の動作、肩の回転、腰の動作、レッグアクション、ニ

ーアクション、体の弓や時間差などを別々に習得し、後で繋ぎ

合わせて組み立ていきます。

 

難易度の高い打法はこれらの動作を一度に行う事は不可能で、

一つ一つを正確に習得してから合わせたり、組み込んだりとい

う方法でないと完成しません。

それらしき事が出来たとしてもいい加減になってしまい、正確

性に欠け、細かい動きがアバウトになってしまいます。

 

これが最終的に組み立てた時に飛距離が出ない原因ですので、

一つ一つにパワーが入る動作を覚える必要があり、それぞれを

定着させてから組み合わせると言う方法が確実かつ最短の方法

です。

 

基本動作だけで 9 番で 120Y 飛んで、これをコントロールショ

ットとして引き出しにするのですが、これに飛球術の 15 種類

ほどを足して行くとドライバーでは 300Y~ 400Y ほど飛ぶ事に

なります。

 

基本動作ができていない時に 15 種類の技を同時に組み込む事

はまず無理ですので、少しずつ取り組んで着実に定着させて行

く事が大切です。