スタートホールが苦手

 

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朝の立ち上げ練習はプロのルティー




Question

素振りを10~20回、ストレッチを行って挑むんですが、大

抵失敗します。
私のホームコースでは練習場がありません。
どのくらい準備に時間を割くと良いのでしょうか?

 

Answer

練習場がないコースだと近くの打ちっぱなしに行って練習

してからコースに行くと良いでしょう。

 

ゴルフは毎日ゼロから立ち上げだと思って下さい。
昨日どれだけ上手く当たっていても、翌日はリセットされ
またゼロから立ち上げると言う事です。

それは楽器や歌と同じで、演奏前には発声練習をしたり指

慣らしをしてから出演するのと同じです。

 

本番前にはしっかりと調整を行って体を温め、感覚を思い
出してからスタートです。

これを行わないと、最初の9ホールは準備運動となってろ

くなスコアになりません。
また、久しぶりのラウンドだと18ホール全部が準備運動

の立ち上げ練習となってしまいます。

 

これでは本来の実力が分かりません。
ご自身が最高のパーフォマンスができる、いわゆる体調の

一番良い時が本番になるように調整するのです。

 

また、動作が定着していない方は立ち上げ練習で動作確認
が必要です。
スイングに色々な動きを一つずつ加えていき、一度にでき

るように組み込み作業から始めます。

そして、その日になかなか入らなかった動作は打つ前の
ティーンに入れてなぞってから打つと良いでしょう。

 

スタートホールはそうでなくても緊張して、大勢の人達の

前で打ったりしますのでミスが出易い場面です。

自信を付けてからスタートホールに向かいます。

 

そして、打つ前にまず深呼吸です。

体の中から緊張や力が全て足の先から抜け出て行く感覚を

想像します。

 

そして最初のショットは最も遅く最も慎重なスイングを心

掛けます。

スローモーションのようにゆったりとスイングをして、絶

対に飛ばさないと決めて振ります。

 

ほとんどのアマチュアは最初のホールで一番力み、一番飛

ばそうとします。

これがミスの原因です。

 

そして、スライスの出る人はドロー打ちで左腕の力を抜き

インサイドアウトを意識して軽いドローを意識すると良い

かも知れません。

 

スタートホールはただでも緊張しますので、メンタル面で

の対策が大きな課題となるでしょう。